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「これは?」 「ダメ。」 「じゃ、これは?」 「まだ取れる部品がある。」 「これ。」 「んー、利用法が思いつきそうなんだけどなぁ。」 「捨てますよ。」 「えー。」 「少しは思い切って片付けなさい。」 「勿体ない。」 「このガラクタが占めるスペースが惜しいとは思いません?」 「良いんだよ。ベッドと机があれば。」 「ベッドも禄に使わないでしょう。」 「あー、まぁ、大体は相手の部屋で、だけど。」 「あなたの短い睡眠時間について言ったのですが?」 「つれねーの。」 「・・・はぁ。」 「妬いた?」 「馬鹿なこと言ってないで、早く探して下さい。」 「見つからない気がする。」 「研究費止めますよ。」 「ったく、クリスマスなのに仕事、仕事って。」 「早くして下さい。」 「分かったよ。書き直すんで良い?」 「仕方ありません。大目に見ましょう。」 「オーケー。」 「・・・全く。」 「あっ、茶でも出そうか?」 「結構。何が入ってるか知れたものじゃない。」 「分かってんじゃん。」 「二度引っ掛かりましたから。」 「嫌だった?」 「嬉しい思い出を語ってる顔に見えますか?」 「はいはい、すみません。」 「分かればよろしい。」 「でも、その割に避けたりしないんだ。」 「仕事とプライベートは別物ですから。」 「真面目だねぇ。」 「貴方が不真面目すぎるんですよ。」 「そうかなぁ。」 「そうでしょう。」 「真面目な方が好き?」 「不真面目よりは。」 「ふーん。」 「何か?」 「プライベートは真面目になったんだけど。」 「どの辺りが?」 「あれからさ。」 「あれから?」 「一回目。」 「嫌な事を思い出させない。」 「冷たい。」 「で?」 「あれから、毎日自分の部屋で寝てる。」 「そう。」 「一人で。」 「以上ですか?」 「まぁ。」 「分かりました。」 「もう少し、感動ないの?」 「無駄口叩かないで、さっさと書いて下さい。」 「・・・はいはい。」 「それと。」 「ん?」 「紅茶を一杯、頂けますか?」 ハロイクです。 意外と良いな、このカップル。 クリスマスがほとんど関係ないけど。(笑) イクティは徹底的にハロ君の部屋を片付けるんだろうなぁ。 「また報告書なくされたら困りますから」 なんて口実でもって通っちゃうんだ。(笑) で、ハロ君はハロ君で散らかしまくると。 世話女房だな、イクティ。 BACK |