南部地域:Sverge:スヴェリエ地方
 Kronoberg:クロノベリ州
 Dalarna:ダーラナ州
 Varmland:ヴェルムランド州
 北東部:Rossija:ラシーヤ地方
 Kurgan:クルガン州
 Samara:サマラ州
 Ulyanovsk:ウリヤノフスク州
 Karjalan:カレリア人自治区
 Pskov:プスコフ州
 北西部:Lietuva:リエトヴァ地方
 Siauliy:シャウレイ州
 Alytaus:アリートゥス州
 Taurages:タウラゲ州
 Kauno:カウナス人自治区
 Telsiy:テルシェイ州
 Panevezio:パネベジス州
 中立都市連合:Hanse:ハンゼ地区


・・・地理
人口:9億人/言語:連邦共通語、カウナス語、カレリア語、共通語の原形であるリエトヴァ古語
総面積:960万平方キロ≒中華人民共和国/通貨:ガルド(連邦成立時に制定)
大陸全体として湿潤であるが、気候は北寒南暖が基調だが、海流と風の影響が大きい。
南からの暖流が大陸東岸を流れ、全体的に東岸は温暖。
また西岸は西からの季節風の影響で豪雪となり、カウナス人自治区は大陸一の豪雪帯である。
隕石衝突以降は北部では年中降雪が見られるようになった。


地形的にはシャウレイ、ハンゼ、サマラを通る中央山地が大陸の南北を分けている。
農業に関しては肥沃な平原が広がるスヴェリエ地方が中心で、北部は氷河による侵食で痩せ地が広がる。
リエトヴァ地方は比較的山がちで酪農が盛ん。また石炭や鉄鉱石を産し工業化が進んでいる。
ラシーヤ地方は不毛な氷食平原が広がるが天然の良港を持ち、大規模な企業的漁業が盛んである。
しかし気候変動以降、大規模漁業は不振となり、ラシーヤは主要産業を失った。
現在ではスヴェリエの零細漁業とリエトヴァの川魚がこの大陸の漁業の中心。

ハンゼ地区は各地方の河川の水源に近く河川交通の要所となって発展した。
主要な河川はリエトヴァ地方シャウレイ、アリートゥスの境界を形成するヨガイラ川Jogaila。
ラシーヤ地方のウリヤノフスクとサマラの境界を成すマリア川Maria。
またスヴェリエ地方とハンゼ地区は緩やかな山道で繋がっている。


・・・軍事状況
ラシーヤ、リエトヴァ地方の中央山地以北は天上軍占領地。
州ごとに数個師団を束ねる州軍が駐留し、天上王直属の州軍司令が行政を掌握。
リエトヴァ地方の工業力を背景にレンズを用いた新鋭兵器を運用する。
しかし農業基盤が弱い為に食糧に、人口が少ない為兵力確保に難がある。
また、食糧問題が民族問題を深刻化させている面があり、
伝統的にスヴェリエ地方と繋がりが深いカウナス人や自治拡大を求めるカレリア人などを抱える。


スヴェリエ地方は連邦軍を引き継いだ地上軍が確保。
工業的に劣る為、天上に兵器の質では劣る。
豊かな農業地帯が基盤であり、兵力や食糧は豊富で長期の軍事行動が可能。
兵士は農家や地方都市の次男や三男の志願兵が中心で士気は高い。
形式的には元老院が三権を掌握し、軍に対しても指揮権を持つ。
しかし天地開戦以来元老院の勢力は弱まっており、各地の軍勢力との二重権力状態にある。
ヴェルムランドに中央本部が置かれ、各地に十数ヶ所の支部が存在。
多くは連邦時代からの支部であり、天地開戦以来軍閥化し、リトラー派や元老院派など数派に分かれる。


シャウレイ、サマラ両州の中央山脈周辺が最激戦区である。
・・・歴史
天地開戦を1000年とすると、話は大体600年くらいから始まります。
その前は6つの王国の連合体がこの大陸を支配していました。
6人の王様が合議して色々決める訳です。各王国には貴族がいます。
貴族=大地主=軍人です。一般人は商工業者か農民ですね。
科学技術は中世後期くらいの感じです。この辺は適当で良いのですよ。



600年代。
一部の国で地主や商人の議会により王制が制限されたりします。
税金を取るのに大商人の同意を得たりしなきゃならなくなったりね。
借金の形に商人に土地取られる貴族が出たりもします。
そんなこんなで連合王国同士も上手く行かなくなったりしはじめます。
商人と組んで儲ける派の王様と商人に土地取られた貴族に味方する王様との対立とかね。
結局戦争になってしまったりするんですが、なかなか決着がつかない。
重税に耐え切れなくなった庶民が反乱を起こして王制を廃止してしまったりする。
6つの国の睨み合いが続く中、各国は三種類に分かれます。
1、商人と結託して儲かる王様が貴族蹴落として上手く支配。(絶対王政だね、これ)
2、失政続きの王様を追放して貴族が選挙王制。(弱体化するパターンだな)
3、一部の貴族と庶民が王様を追い出して共和制。(フランス革命っぽい)



700年代。
6つの国は離合集散を繰り返して3カ国に。
王様も貴族もいるけれど議会が強い北西部(イギリスっぽい)・・・工業に強み、先進地域
共和制で有力者が争い政体が不安定な北東部(フランスっぽい)・・・軍事に強み
王様が地主貴族を支配する南部(ドイツっぽい)・・・農業に強み、後進地域
この三カ国が700年代半ばに北西部と南部の王家断絶を機に連邦政府を樹立。
政治は議会を中心に行なうが名目的で各国の有力者による元老院が大きな影響力を持つ。
北西部の工業製品と南部の農作物が取引され、大陸中央部に商業都市群が成立。



800年代。
それなりに平和が続くが経済格差は拡大。
南部には綿や絹織物などの手工業が立地。製鉄など重工業が北西部では発展する。
北東部は取り残され気味で出稼ぎ労働者が増加。



900年代
初頭、北東部出身の出稼ぎ労働者の待遇改善を訴えるデモが発生。
これが発展し、第一次北部反乱が発生し、連邦軍はこれを鎮圧。
北東部は北西部と南部に領土を一部割譲し、政治活動制限など抑圧下に置かれる。
900年代半ばに隕石が衝突し気候が急変、農業生産が低下し社会不安。
空中都市の建造と「ベルクラント」による土壌改良計画が始まる。
莫大な建造費を賄うために増税が強行され、各地の民衆の間で不満が広まる。
900年代後半、北東部独立派により第二次北部反乱が発生。
(作中の北部反乱と呼ばれるのはこれ。リトラー、ミクトラン、クレメンテが活躍。)
強引な鎮圧に対し、北西部や南部でも反連邦勢力が小規模ながら形成される。



1000年、天上都市完成。初代空中都市長官、ミクトラン少将。
同年ミクトラン少将及び指揮下の部隊が天上都市を占領し独立を宣言。(天地戦争開戦)
北西部、北東部の一部の連邦軍部隊はこれに呼応。中央部都市群は中立宣言。
開戦から一年で天上側は戦前の北西部及び北東部を占領。南部へはダイクロフトの空爆。
相変わらず食糧難は続き、反天上ゲリラ勢力が活動。独立派も不穏な動きを見せる。
北西部、北東部の元老院議員の約半数が天上側に帰順し元老院を去る。
北部を失った連邦政府は地上政府と改名し、元老院を中心に徹底抗戦の方針を打ち出す。
一部の元老院議員は農作物の横流しなどで秘密裏に天上側に接近。
南部の軍支部へ資財を投入し私兵化する元老院議員も現れ、地上軍の統率は乱れる。
軍の統制による治安回復と天上への対抗を急ぐリトラーとクレメンテはリトラー派を形成。
若手将校、兵士を中心に支持を集め、天上軍に対して無策な元老院を批判。
元老院は表立った対立姿勢を見せず、リトラー派と協力し対天上戦に当たる事を確認。
リトラーは地上軍総司令となり、元老院の同意の下での地上全軍の指揮権を得る。
元老院はリトラーの失脚と派閥の吸収を図るが、リトラー派は着実に勢力を拡大。
1020年にはリトラー派は5個師団を完全掌握し、ソーディアン計画を発動。
反天上ゲリラや独立派の協力を取り付け、同年末に天上都市へ侵攻、占領。
天地戦争は終結、リトラー派による暫定政府が成立。